古記事再読 子どもに「○○になってほしい」は親のエゴでしかない(阪大石黒教授)

https://diamond.jp/articles/-/125536

昔読んだ記事が出てきたので改めて読み返しました。「夢を持つなら、たとえば1万個ぐらい持ちなさい」はおもしろい。塾では生徒たちに「その進路の先で何をやってみたい?」とちょいちょい聞いています。

 

一部抜粋

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そうなると「能力がない分野でいくら夢を持ったとしても、結局叶わないで傷つくだけ」ということになる。僕は、これがリアルな事実だと思います。ただ、野球の能力はなくても、たとえばコミュニケーション能力はすごく高いかもしれない。だったら自分の能力の高い分野で、才能を発揮すればいい。…

 

「夢を持つなら、たとえば1万個ぐらい持ちなさい」と言っています。子どもには1つの夢を強要するのではなく、夢を描くためのできるだけ広いフィールドを提示してあげるべきだと思います。

 

そもそもこれから社会は大きく、しかもとんでもないスピードで変化します。既存の職業の中だけで夢を描くのは、すでにナンセンスなのかもしれません。またAIとロボットの進化によって、多くの職業がなくなるとも言われています。そうした中で、夢はいまや将来を制限するものになっている可能性さえある。もっと自由に未来の生き方について発想すべき時代なのです。

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